7/14 満月レター

  

こんにちは、MOONSOAPです。どうやって涼しく過ごすか、逆に冷房で冷えすぎないかなど、考え、工夫しながらお過ごしのことと思います。夕方の涼風にとても救われます。


Today's MENU

1.MOON LETTER
2.お知らせ(ワークショップとキャンペーン)
3.花葉月果(かようげっか)

Contents

1.MOON LETTER


714338分、満月を迎えます。

 

月は射手座に。

 

何事にもタイミングってありますよね。

今回のコロナ禍でも、いつ、なにがどうなるかわからないし、何でも思い立ったときにやっておいたほうがいいな、と実感したんです。


今回の満月は、この夏はあそこに行って、あの人に会って……と楽しいことをたくさんやっておきたい!と思うような、明るく前向きな配置です。

 

そして、対面の双子座には、太陽は、金星、水星、アセンダントがありとても賑やか。

この満月のタイミングで、どっと、いろんな情報が自分の中に入ってくるかもしれません。

でも、ちゃんと耳を澄ませば、その中に自分にとって大切な答えがありそう。

 

そして、そのヒントから、そろそろ次の方向を定めるタイにミングになりそうです。

 

ポイントは、正しいか正しくないかではなく、自分にとって、しっくりくるかどうかなのではないかなと思います。

 

この日の満月はスーパームーンだそう。

良い満月、よい夏になりますように。

 

※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うため満月・新月の星座が変わることが多く、今回は西洋占星術では山羊座ですがインド占星術では射手座の満月です。

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ゆきさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。


2.お知らせ(ワークショップとキャンペーン)

この夏、とっておきの講座がふたつ開催されます。

[ハーブで自然を取り戻す~

アーユルヴェーダ季節の養生・夏≪グリーシュマー≫の養生法]

アランビックと言う銅製の蒸留器とフレッシュミントの生葉で芳香蒸留水を作ります。

過剰な熱を冷ますのが得意なハーブ、ダマスクローズとミント蒸留水、

そしてミントの生葉をもちいて、熱の影響を受けやすい目と頭のケアをおこない、

夏に奪われがちな体力、消化力を上げるポイントをお伝えします。

日程:2022年7月16日(土)10:00-12:00 詳細>>

by アーユルヴェーダセラピスト・ヨーガ講師 林亜希 


[星に導かれて世界旅行へ~アストロマップ講座 ]


占星術にはアストロマップという手法があります。生まれた時の惑星の配置が表す

地図の線を、どう読み解いていくかを学びながら、自分にとって縁のある国や都市

がわかります。


わかること

「自分らしさを取り戻せる場所」

「自分の人生のテーマに気づく場所」

「生命力をアップさせる場所」

「行動力を強める場所」


その場所にいかなくても、星のエネルギーを楽しく活かす方法も伝授します。

また、自分のホロスコープの読み方にも少し触れます。


日程:2022年8月17日(水)10:00-12:00 詳細>>

by インド占星術・西洋占星術師 深瀬まる


[HP一万円プレゼント ]

78月のHP1万円以上お買い上げプレゼント「和薄荷のバスソルト」を

プレゼント致します。爽やかな冷涼感が広がり、透明の宝石のような

ホワイト岩塩とピンク岩塩が煌めく美しいバスソルトです。


3.『花葉月果(かようげっか)』 第二十三
「リトリート 〜屋根のない診療所・軽井沢編」


Retreatritríːt]: 退却や後退。隠居、隠居所、隠れ家。または避難、避難所という意味の英語。キリスト教の修養会では、静想・退修・静修などとも訳し、一定の期間、静かな場所に退いて、講話を聞き、聖書を学び、黙想・祈りなどをすることを指す。リトリート

***

二階建ての木造建築である、元修道院のこの建物の中に一歩足を踏み入れると

途端に不思議な感覚に襲われました。

目の前の景色はそのままでありながら

途端に遠いところへ来たような気がしました。


“当然のことながら、私には何もわかりませんが

なたにはそれがすぐにおわかりになるでしょう。”


ふと、またそんな声が聞こえてきました。

私はあたりを見回しました。

一緒に来ているご夫婦は

まだ青々とした初夏の庭から建物の外観を眺めていたため

彼らが私にそう言った筈もなく、

それならばその声は私自身の頭の中に浮かんだ考えかと思い

冷静に自分の中に思いをめぐらせ確かめてみましたが

しかしやはり私自身の考えではないのでした。


最初と同じように

建物がそう述べているのでした。

“また恐らくこのご婦人が誰だかご存知でしょう。

私にはまるでわかりません。”

建物は続けてそう述べました。


ご夫婦にはこの声が聞こえているのだろうかと二人の方を見遣ったときに

広い庭の片隅にゴツゴツとした岩を組み合わせてできた祠が目に留まりました。

そして、その中に白いマリア像があるのが見えました。

ここに入ってきた時には、後ろを振り返ることがなかったため全く気がつきませんでしたが

敷地の隅に、アネモネ院を向くような形で

マリア像が在られたのでした。


苔むした祠の中で

陶器のような真っ白なマリア像は

古く年月を重ねたものたちの間で、

なぜだか彼女だけがまっさらな新しさで

そこに存在するかのような不思議さがありました。


そして空を見上げるような形で両手を合わせているその姿は柔らかくとても美しく、

しかしながら、ちょうど1日の太陽の角度の関係で

表情は直接の光によって眩しくとばされ

目を凝らしても確認することができないのでした。


by 池田早紀 "Ayurveda for your life" 

軽井沢アネモネ院 森のセラピストスクール 1day コース 7/23(土)ご予約受付中

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