5/16 満月レター
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こんにちは、MOONSOAPです。雨が降ったり、暑くなったり、寒くなったりしていますが、ふと気づくと緑が豊かに繁っていて、植物の成長のたくましさを感じます。
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5月16日深夜3時55分、蠍座で満月を迎えます。この日は皆既月食です。
木星と金星は強く、ポジティブな要素が強いです。でも月は減衰しています。
例えていうと、すごく楽しそうにしているし、ポジティブだし、自分に自信があるように見えるんだけど、実はけっこうしんどいなぁと傷ついている人みたいな、そんな感じ。しかも土星も強いから人には見せないけど、本当はすごく我慢していたり。
あと、水星も5月10日から逆行を開始していて、6月3日まで続きますのでその間は細々とした行き違いに注意が必要かも……などなど、いろんな要素があって、振れ幅があります。
日食も月食も、このあと半年ぐらいの世の中の大きな動きを見る重要なポイントなのですが、この日、惑星の配置はここ数年の日食・月食のなかではかなり良く、明るい兆しを感じます。
私は、前回の日食ぐらいから、いろんなことがあるけど、自分と、自分のいる世界を信じていこうと確信しています。
ちなみに占星術では、月食は人の精神や心に強い影響を及ぼすと考えられていて、この満月は、自分と向き合うのによいタイミングです。
なので「自分の心を満たす」ということが大切なのかなと思います。
美しいものを見るとか
ゆったりした時間をすごすとか
会いたかった人に会うとか………
そのことによって、ひとつ深く、自分の中がクリアになっていきそうな感じがします。
※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うため満月・新月の星座が変わることが多いのですが、今回は西洋占星術もインド占星術でも蠍座の満月です。
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ゆきさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。
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慣れない環境での生活や日々の心配なニュース、長引くマスクの着用など、いろいろな緊張や不安が原因で、呼吸が浅くなっているかもしれません。
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3.『花葉月果(かようげっか)』 第二十一話「リトリート 〜屋根のない診療所・軽井沢編」Retreat[ritríːt]: 退却や後退。隠居、隠居所、隠れ家。または避難、避難所という意味の英語。キリスト教の修養会では、静想・退修・静修などとも訳し、一定の期間、静かな場所に退いて、講話を聞き、聖書を学び、黙想・祈りなどをすることを指す。リトリート。***
誰かがここに来たようだ。
私はそこにゆっくりと意識を向けた。
私はもう建てられてから100年以上も経っているため目が見えず、
いや、目はおろか
手足も動かず
もはや口も開くことができなくなっていたので、
そこにゆっくりと意識だけを向けた。
今の私の壊れてしまった鼻を、森の香りがくすぐることもなく。
遠くなった耳には、鳥の囀りも届かない。
私の感覚器官はすでに機能しなくなっているが
器官を介さずに外界を感覚する方法のみ残っている。
それが意識、だった。
***
口も開かず、目も見えないので
もうだれも私のことを生きているとは思わないのだろう。
それゆえこの頃は
とても静かに、幸せにくらすことができた。
森の中の古い家の、理想の生活だった。
***
私が生まれたのは大正時代、
大きな変化の時代だった。
今から100年ほど前、
人々は途方に暮れるでもなく、抗うでもなく、
ただ大きな変化の中に有った。
そんな人間たちを、私は見ていた。
***
デモクラシーという政治・社会・文化における大きな変化があり、
食べるものも様変わりし、
ロマンや文化が華開き、今までになかった斬新な装いが生まれ、
婦人が月から太陽に生まれ直し、
そして、異国から疫病がもたらされ、世界のどこかで戦争が起こった
そんな時代だった。(*1)
***
またあの時代がやってきたのかと思うほど
現在はあの頃に似ているように感じる。
もう人間がなにをしているのかは見届けることができない為、
そのような感覚があるだけなのだが。
(もしくは老いた私の、過去への慕情が
そう私を思わせているだけなのかもしれないのだが)
人々の不安と喜びが綯い交ぜになった大きなうねりが
轟々と、誰も止められない勢いで動き出し、
世界が大きく変わってゆくそんな気配が
確かにするのだ。
そして渦中にいる人間は、得てしてその大きさに無自覚なものなのだった。
***
*1
大正デモクラシーとは政治・社会・文化の各方面における民本主義の発展、
自由主義的な運動、風潮、思潮の総称。
1925(大正14)年、普通選挙法の成立により満25歳以上の男子に選挙権が与えられた。
また、洋食が少しずつ一般庶民の食事になった。
大衆文化は大正ロマンと呼ばれ、西洋文化の影響を受けた装いのモダンガール、
モダンボーイが街には登場した。
「元始女性は太陽であった」という言葉を発刊の辞とする『青鞜』、
平塚らいてうらによる婦人解放運動が起こり、大正時代末期には職業婦人も生まれた。
1914(大正3)年から1918(大正7)年の大正初期には第一次世界大戦が起きており、
1918(大正7)年から 1921(大正10)年にかけてはスペイン風邪が世界を覆いつくした。
世界中で当時の人口の4分の1程度に相当する5億人が感染したとされ,
死者数は1,700万人から5,000万人との推計がある。
(注:内務省衛生局編『流行性感冒』 1922 年より)
日本では「マスクをかけぬ命知らず!」というポスターとともに政府が
「呼吸保護器(マスク)」の着用を呼びかけた。
(注:千葉県文書館企画展「千葉県と疫病―くり返す脅威―」より)