満月レター 8/4



Today's MENU
1.この時期のセルフケア
2.MOON LETTER
3.製品・キャンペーン情報
4.マーケット情報
5.月草茶房(がっそうさぼう)

Contents
1.この時期のセルフケア(8/4-8/18
青空と大地を満喫した植物たち
曇天や雨模様の日が続き、カラリと晴れた青空をなかなか見ることができません。網戸をあけて、空気を入れ替えようと思っても、湿度が高く、あわてて閉じたり。なんとなく息苦しい。そんな天気に気持ちが飲み込まれそうなときに、大地や森、花、果実など自然由来の香りは心強い味方です。植物は、季節によって違う匂いを運ぶ風や雨、キラキラして温かなお日さまの匂いや大地の熟成された香りなど、自然界のあらゆるものを吸収して育ちます。常に変化する奥深い植物の香りは、広大な大地へといざなってくれます。

『ビオパフューム ホワイトジャスミン
湿気の多い季節に爽やかな風を通してくれるのは、ジャスミンサンバックの澄んだ香り。シュッと、空間や自分自身にひとふきすると、気持ちが少しよどんでいても、白い花びらのような澄んだきらめきを思い出させてくれます。百日紅(さるすべり)は百日以上長く咲き続けるので、そう漢字で表記されますが、ジャスミンの花も、夏の間、独自のペースで、まるでゆっくりとあがる花火のように、長く咲きつづけます。


ビオパフューム ホワイトジャスミン
25ml <全成分>天然発酵米エタノール、天然香料(以下)
トップ  木蓮(マグノリアチャンパカ)、檸檬(レモン)、橙(ベルガモット)
ミドル  茉莉花(ジャスミンサンバック)、橙の花(ネロリビガラード)、イランイラン(カナンガ)、甘橙(スウィートオレンジ)
ラスト  白檀(サンダルウッド)、インディアングラスの根(ベチバー)、霍香(パチョリ)

2.MOON LETTER
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84日、日付が変わってすぐの059分に山羊座で満月を迎えます。

8月に入って、金星や水星が以前よりパワーダウンしてきているので、自粛明けでいったんは明るい気分になったものの、意外と普通の日常、しかも以前よりちょっと制約アリ…みたいな雰囲気になるかもしれません。

ただ、今は、まだエネルギーが強く動く前の、嵐の前の静けさのような感じ。

そんな何でもない日常を楽しんでおくのもいいのかな、なんて思います。

そもそも、満月から新月への2週間は、自分の中にある余計なエネルギーを浄化していくための時間でもあります。

8月上旬は、少し停滞感を感じたとしても、あせらずに、自分をニュートラルな状態に戻していく、調整のための時間と考えると、ちょうどいいかもしれません。
by ゆき
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※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うので、今回は、西洋ではいて座の満月ですがインドではやぎ座になります。

Yukiさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。


3.製品・キャンペーン情報
キャンペーン情報
○8~9月の間、HPで1万円以上お買上げの方に、『スポットエッセンス Neem & Tea Tree』をプレゼント。虫刺されやニキビなどを改善するニームオイルやティートゥリーオイル、肌の浄化と再生を促すウコンやジュニパーベリー、ラベンダーオイルで作りました。夏のアウトドアや洗面所に一本あると便利です。すっとする爽やかな香りです。

4.マーケット情報
82日(日)1418@Bonus Track
散歩道でローカルなお店の出店です。天気が良ければ開催します。

8月22日(土)12:00 ~ 18:00 羽根木マルシェ @ 芹沢の森(雨天決行)
malta/kakapo/bororo/and CURRY/wasabi elisi/dear donuts/out of museum/rrcoffee and more...


※マルシェ価格にて、全商品をお買い求めいただけます。

5.『月草茶房(がっそうさぼう)児玉はる


19歳の夏、友達と北アメリカ大陸を鉄道で横断・往復しました。プリンスエドワード島が折り返し地点の、安い宿やB&Bを利用しながらの3週間の旅でした。

東京の蒸し暑い夏の夜とは違い、カナダの夏の夜は冷え込みます。羽織るものがないと寒くて仕方ありません。入国早々買ったカウチンセーターを着こみ、私たちは夜のバンクーバーを歩いていました。

怖いもの知らずの友人と私は、クラブに行ったのですが、「何歳だ?IDがないならダメ」と入り口で断られてしまいました。

「あ~あ。どうする?」とエネルギーを持て余した私たちが立ち尽くしていると、“JapanTraveling?”と明らかにネイティブではない英語で声をかけられました。アジア系の男の子でした。

Follow me”と言われ、友人と顔を見合わせてついて行ってみることにしました。すると、彼は繁華街から離れ、気づくと私たちは、灯りの点いていないアパートが立ち並ぶ場所を歩いていました。

「ねえ、ヤバいよ、私たち。帰ろう」と友達。「え?大丈夫じゃない?いい人そうだよ」と私。「バカッ。とにかくもう行こう。ここから逃げよう。カウントするから回れ右してダッシュね。3、2、1!」と、友人は、モタモタする私の背中を押したのです。

後ろから、彼が呼んでいる声がしました。途端に怖くなった私はスパートをかけ、友人と猛烈にダッシュし、競争しながら、繁華街まで戻りました。

ハアハア息を切らせ、カウチンセーターを脱いで息を落ち着かせていると、「ねえ、あれ、なんだと思う?」と友人。

顎を上げている友人に倣い夜空を見上げると、深い藍黒色の空をこじ開けたように緑色の光が覗き、そこから緑色のもやが発生して、ユラユラ揺れていました。

「あれは…あれはオーロラじゃない?」と私。「あれがオーロラ!?オーロラってカーテンみたいになってるんじゃないんだ。こういうのもあるんだね」と友人。「うん…。きれいっていうよりはなんだか怖い。この世のものじゃないみたい」と私。

どうにも吉兆とは思えないオーロラを眺めながら、繁華街の外れにある安ホテル『HOTEL CALIFORNIA』に戻りました。

部屋では、昼間食べ残したピザとジンジャーエールで乾杯。イーグルスの『ホテルカリフォルニア』(*)をハミングすると、友人が「その歌詞の意味知ってる?あれはね、幽霊のことなんだよ。幽霊たちがお客の呼び込みをしてるんだよ」と彼女なりの解釈を披露しました。「such a lovely placeなんじゃないの?」とまぜっかえして、夜は更けていきました。

「私に感謝してよね?生きてこうしていられるのは、私の判断のお陰だよ!」と今でも友人は言います。

(*)『Hotel CaliforniaThe Eagles…『ホテルカリフォルニア』は1976年にリリースされた、合衆国のロックバンド「イーグルス」のメガヒット曲。日本でも車のCMに起用され、広く知られました。印象的なサウンドと含みのある歌詞から多くの暗喩の説が飛び交ったのです。

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