2024.5.23 満月「うつくしい春に」
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こんにちは、MOONSOAPです。日当たりのよい山裾で摘んだヨモギで草餅を作りました。もち米を蒸して石臼でつき、あんこをくるんで、できあがり。清々しい香りをほおばりながら、初夏を感じています。
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5月23日22時54分、牡牛座で満月を迎えます。
太陽は牡牛座に入りました。
木星と金星も牡牛座の近い度数で重なり、いよいよ牡牛座シーズン到来ですね。
金星が強く美しい春の満月になりそうです。
浮き足立つような明るいムードが強いのですが、振れ幅がありそうで、楽しみたい気持ちがいきすぎて、ゆれた感情は自分の内面のセンシティブな部分も思い出させるかもしれません。
例えば、アートや音楽、言葉に心を揺さぶられて過去の感情を思い出したり、お酒を飲みすぎて気持ちが不安定になったり。
もし、ネガティブな気持ちや状況が浮上してきたとしても、それも含めて今の自分であり、決して否定はしないこと。
そして、今、目の前にある楽しさや美しさを信じてください。
OSHO
今年は、勉強中のOSHOタロットをひいて、メッセージをお伝えしていきます。
◆Burden 重荷
躾や、学んだこと、宗教などを通して他人から押し付けられた思考が、無意識に「重荷」になっていないか考えてみるとき。
その「重荷」を外して進むことができたら、自分の人生に100%以上のエネルギーを注げるようになるはず。
※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うため、月の入るハウスが変わり、今回は西洋占星術では射手座ですがインド占星術では山羊座の満月です。
︎☺︎ゆき
2.『花葉月果(かようげっか)』 第四十六話
「料理のセッションとお伊勢参り 〜その6 未来のために過去を変える編」
〜どの本を開いても、料理上手なお母さんがいて、『今の私の原点は、母の味です』というような幸せの連鎖が垣間見えた。家族揃っての和やかな食卓。料理は愛情というキーワード。
そういうことは、知っていた。頭ではわかっていた。幸せな食卓を経験したからこそ、舌の記憶との相乗効果で、大人になった時に誰かのために美味しい料理を作りたい。喜ばせたいと人は思うのだ。
少し前までは、料理本を見てもこんな気持ちにはならなかったのに、気分が沈んだ。あれ?私どうしちゃったんだろう。と思った。
阿部直美『おべんとうの時間がきらいだった』より
***
過去は事実だから
過去は変えられない
そして、歴史に if もしも はない
その言葉を私は知っているけれど
本当にそうなのだろうか。
私はたしかに、こんなふうに母と時間を過ごしたかも知れず
そして、母はこんなふうに満たされた気持ちで台所に立っていたのかも知れないと
雷に打たれたように思ったのでした。
わたしは今、過去にあったその風景を見にきているのだと。
そう
私の知っている私の過去がぐにゃりと音を立てて歪んだのでした。
そして、今ここにいる私がこんなに幸せなのだから
もう私を今日まで苦しめてきた記憶というもの実際は存在しないのではないかと
ハッと思ったのでした。
私の原点は、もう遠すぎて朧げで、今ここにいる現実の私の幸せがかき消してしまったのかもしれない。
むしろ、温かい台所で誰かの手元を見ながら美味しい香りに包まれご飯の時間を待つこの感覚がどこか懐かしい感覚であるということは
(たとえその記憶が今世の記憶でなかったとしても)
私の魂の知っている愛なのだから
それでいいのではないかという強烈な感覚が
私を襲ったのでした。
“どの本を開いてもいる「料理上手なお母さん」” の持っている
もしかしたら他者には決して見えない別の側面
それに苦しむ子どもたちもいることも生きている間に知ることになった私は
家族、でなくとも誰かと
一緒に囲むあらゆる食卓は
少しずつ自分を癒し、許し、過去を変えながら未来を作っていくための
食卓なのだとはっきりと思ったのでした。
***
人生を塗り替えてゆく。
現実に出会った人たちによって。
神様の元でかみさまの仕事をする人たちによって。
人間の記憶は色褪せ、遠のき、
そして今のこの自分が感じた鮮やかな
フレッシュな 生き物のような歓び。
採れたての野菜や旬のお魚の
作りたてのお料理のような
ずっとそんなものだけで未来をつくっていく原点に今私は立っているのではないか
と思ったのでした。
***
山下さんはそんな私のテーマを知ってか知らずか(否、きっと知っていても知らなくても)
私のベースラインにピッタリと合うセッションをしてくれ
最後にみんなで一緒に出来立てのご飯を美味しく食べ
すっかり大満足な子どもたちと、そして私とを
エプロンで手を拭きながら夕暮れ間近の伊勢神宮を背に
ニコニコと見送ってくれたのでした。
***
私はその後、思い切って鉄のフライパンを購入し
山下さんに教えてもらった青菜の茹で方で、魚の焼き方で
子どもたちに毎日まいにち、たくさんの料理を作り続けています。
“美味しい料理を作りたい。喜ばせたい” というよりも
神様のもとにあったあの時間に皆でいたことを再現するために。
青菜を食べるたびにみんなで思い出す、
伊勢神宮外宮参道にあるcocotte山下の物語です。
<完>
cocotte山下 http://www.ise-cocotte.com