2024.3.25 満月「人と、自分と、愛と、真実」

          

こんにちは、MOONSOAPです。紫木蓮が、ろうそくのような愛らしい蕾を天に向けて伸ばしている。と思ってたら、3日ほど見ぬ間に大輪の花びらを広げ、激しい風にゆらゆら。

春は突然にやってきて、暖かかったり、また花冷えとなったり。身も心も戸惑いがちな日々。温かい白湯やハーブティなどで、ほっとするひとときを持ちたいですね。。


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1.MOON LETTER
2.花葉月果(かようげっか)

Contents

1.MOON LETTER 

325161分、乙女座で満月を迎えます。

今年最初の月食でもあり、半影月食です。

夕刻ですが、日本でも見ることができるようです。

 

春分の日を過ぎて、流れが陽に転じ、春に向かうこの月食は、天体的に本格的に新年度(2024年)に入ってきたタイミングでもあり、大きな変化のポイントになりそうです。

 

変化のきっかけは、人によってもたらされそうですが、結局、行きつくところは自分の深い内面であり、そこで自分で納得できる気づきがあるか、のように見えます。

人は変化する時に、大きなきっかけがあったり、急に悟ったり、不思議な力が湧いてきて全てが分かったりするようなことを想像するかもしれません。

でも、決してそうではなく、目の前に起こることは、人も含めて自分の写し鏡でもあり、きっかけを与えてくれるためのものなのでしょう。

 

今年は、勉強中のOSHOタロットをひいて、メッセージをお伝えしていこうと思います。 


The Lovers 恋人たち

 

素晴らしい春の日を、楽しみたいですね。

 

人は、人を通して自分を知る。

愛を持って深く知ることになる人とは

強い縁があり、この世界を知るためのパートナーでもある。

 

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ゆきさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。


2.『花葉月果(かようげっか)』 第四十四話 

 

「料理のセッションとお伊勢参り  〜その4 お伊勢参りは全速力で編」

 

〜どの本を開いても、料理上手なお母さんがいて、『今の私の原点は、母の味です』というような幸せの連鎖が垣間見えた。家族揃っての和やかな食卓。料理は愛情というキーワード。

そういうことは、知っていた。頭ではわかっていた。幸せな食卓を経験したからこそ、舌の記憶との相乗効果で、大人になった時に誰かのために美味しい料理を作りたい。喜ばせたいと人は思うのだ。

少し前までは、料理本を見てもこんな気持ちにはならなかったのに、気分が沈んだ。あれ?私どうしちゃったんだろう。と思った。


阿部直美『おべんとうの時間がきらいだったより


長浜の夜景や四日市の工業地帯から空に高く立ち上るたくさんの煙を横目に眺めながら、初めての道を走り、前日入りした伊勢。

はしゃぐ子どもたちと共に迎えた朝、せっかくなのでとお料理のセッションと同じくらいの大きな楽しみにしていた人生初のお伊勢参りをしようと日が昇るのを待って、まずは外宮へと向かったのでした。

 

伊勢神宮には外宮と呼ばれる豊受大神宮と、内宮と呼ばれる皇大神宮とがあり、祭典の順序にならい参拝も外宮から内宮の順にお参りするのが慣わしとのこと。



日の出前の5時から空いている外宮は、朝の6時台には既に賑わっており、早く行ったつもりの私たちだったのですが、7時を回ると内宮への駐車場はもう長蛇の列で、これはしまった!と完全に時間配分を誤ったことに気がつきました。私たちはお伊勢参りを甘く見ていたようでした。

今も昔も、お伊勢さんへは全国各地からたくさんの人々が訪れている、その光景を目の当たりにしました。


そこは本当にキリリと澄んだ氣が広がる、異空間でした。

 

しかしながら本来の目的であるお料理のセッションの約束の時間にこれでは遅刻してしまう、と私たちは致し方なく朝の清らかな内宮の敷地内を猛ダッシュで参拝をすることにしました。

息子IKKOは広い境内を朝から全力で走り回れることに大喜びで、朝日を浴びて輝く五十鈴川と共に、飛びはねるように神様の元へと走っていました。
そして最速の参拝を終え、全力疾走して上気した顔と興奮冷めやらぬ息遣いで記念すべき初めてのお伊勢参りのその足でcocotte山下の扉を開けたのでした。

おはようございます、とドキドキしながら扉を開いた先に居たのは、以前画面越しにお話をしたことのある山下さんよりももっと柔らかでもっと素朴で、誰もが会った瞬間にホッするような、そんな女性でした。

 

朝日がさんさんと降り注ぐ明るい店内には大きく元気な緑があり、のびやかな線の絵と選りすぐりの本たちと、温かなショーケースの中にはナチュラルな調味料たちが並び、なんて気持ちのよい場所なのだろう、と入った瞬間に感じました。伊勢神宮の研ぎ澄まされた空気に触れた後で尚そう感じるのだから、本当に氣のよいお店なのだろうと思います。山下さんは子どもたちのためにわざわざたくさんの画材や本をご用意くださっており、子どもたちはあっという間に夢中になっていました。そんな心遣いにも彼女の温かさと思い遣りの深さをしみじみと感じました。

cocotte山下はまさに外宮の目の前、参道といってよい華やかな通りに面するガラス張りの横に長いお店でした。お店の前にあるお粥や小さなお鉢の並ぶ朝定食の美しいメニューの写真を通りを行く人たちがかわるがわる眺めていました。お参りの帰りにここで朝ごはんを食べたら体も清まり、ますます元気になるのは間違いないと思いました。



by 池田早紀 "Ayurveda for your life" 

 

2024年の軽井沢アネモネ院のご予約を3/21よりスタート致します。atelier asha4月のご予約を承っております。


 


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