2023年6月3日(土)~7月3日(月)「オーストラリアの希少精油とレモンマートル展」


6月3日(土)~7月3日(月) 
場所:Atelier MOONSOAPにて開催


3,000万年前から現在のように他の大陸から離れていたオーストラリアには、固有のユニークな植物は約25千種以上と言われます。先住民族アボリジニの人たちは、4万年以上もオーストラリアの土地を移動しながら生活していました。 彼らは、ずっと昔からオーストラリアで育つ野生の動植物について膨大な知識を持ち、これらの植物などを心や身体の治療に使ってきました。今でも森林の80%をユーカリ700種以上が占め、ナッツ、フルーツ、ベリー、スパイスも豊富です。



 北海道の地から、
日本にオーストラリアの素晴らしさを伝え続ける「クルッティ」の協力を得て、魅力的なオーストラリアの香り、味をご紹介できると思います。

 

アボリジニーの知恵、オーストラリアの果てしなく広大な大地の力強さを感じられる植物精油やレモンマートルのお茶やスパイス、そしてブッシュフードをどうぞ味わいに来てください。

 


<固有種の植物精油>

北部にブルーサイプレス、東海岸沿いにレモンマートル、レモンティーツリーやティーツリーが自生し、南部にクンジア、西側には珍しいフラゴニアやハニーマートル、中央部にサンダルウッドやブッダウッドが自生し、これらの植物から貴重な100%のエッセンシャルオイル(精油)が抽出されます。

1788年にイギリスの植民地になってからは、オーストラリアにある珍しい植物の詳しい調査が始まり、精油の蒸留は1850年代に開始し、ユーカリオイルの販売が1854年に始まりました。この希少精油は、オーストラリア産のエッセンシャルオイルを様々な農園、メーカーから直輸入したものです。


<レモンマートル>


レモンマートルのアボリジナル名はジュルングヌ(djulungunu)。クイーンズランド州北端のキュランダに住んでいるジャブガイ(Djabugay)族の名前に由来しています。

オーストラリア クイーンズランド州東海岸固有の植物で、北部のケアンズから南部ブリスベンまでの亜熱帯雨林に自生しています。



「レモンよりレモンらしい香り」がするハーブとして有名です。柑橘系の香りがしますが、酸味がありません。レモンマートルの葉の中に柑橘系の香りがする成分沢山が含まれています。葉っぱをハーブティーや飲料水などの飲み物を使い、スパイスカットは幅広く様々なお料理に使うと爽やかな味になります。

 葉っぱから蒸留されたエッセンシャルオイルの主な成分は柑橘系の香りがするシトラール系。オーストラリアの新しい香りをお試しください。


<ブッシュフード>

ブッシュフードとは、オーストラリア先住民族アボリジナルが伝統的に食してきたオーストラリア固有の動植物のことで、ブッシュタッカーとも呼ばれています。

 

オーストラリアには25千種以上の動植物が自生しています。4万年以上も前から、先住民族アボリジニの人たちは、オーストラリアで育つ野生の動植物について膨大な知識を持っていました。1970年に入って、ネイティブではないオーストラリアの人たちの間でも、その利用価値の高さが認識され、「ブッシュタッカー」という言葉も使われ始めました。

 

「ブッシュフード」は、流行語のひとつにもなっています。また、1980年代には、シドニーのいくつかのレストランがブッシュフード食材を利用したメニューを提供するようになりました。強い味と香りは控えめに使われ、次第にオーストラリア全土で評判を呼ぶようになりました。





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