7/24 満月レター

真夏になりました。常夏の国の人たちを見習って、用事で外出するときは、なるべく早朝と夕方にしようと思います。


Today's MENU

1.この時期のセルフケア
2.MOON LETTER
3.製品・キャンペーン情報
4.マーケット情報
5.花葉月果(かようげっか)

Contents
1.この時期のセルフケア

 主張の強いハーブたち 


モジーミストの主成分である「レモンユーカリ」は、葉に少し触れるだけで、とても強い香りがします。夏の光の中ですくすく育っています。

 

その名のとおりユーカリとレモンを混ぜたような香りは、ハーブティーにして飲もうとは思わないくらいの濃さです。

 

ゼラニウムも葉が強く香ります。

 

クローブは口に含むと、苦く辛く、まさに虫が寄りつかないようなスパイシーな香り。

 

薄荷(ハッカ)は冷涼感、クール感ではどんな香りにもまけないくっきりとした主張があります。

 

もともと植物は、害虫を寄せ付けない、とか食べられないために芳香物質を発します。

 

そのような強いハーブたちが織り重なって、モジーミストができています。

 

強く爽やかな香りは、公園や外遊びや散歩、庭仕事、キャンプ、にとお子さんから大人まで、夏のアウトドア―の香りとして喜ばれています。


モルキュル モジーミスト


2.MOON LETTER


724日、お昼少し前、1137分に満月を迎えます。

 

月は土星とともに山羊座へ。

 

占星術では、月は心や精神を表しますが、土星と絡む時は心理的に抑圧傾向になりがち。

 

個人よりも社会性を重んじるような、全体主義的なムードで、昨年に引き続き、開放感があまり感じられない夏の始まりとなるかもしれません。

 

次の新月に惑星がいっせいに獅子座に移動するころ、さすがに世間もムードも変わってきそうなので、閉塞感という意味で言えば、当面この満月あたりがいちばん底かなと思います。

 

少なくとも、ここからは好転していきそうなタイミングです。

 

こういうときは、少し先の楽しいことを考えたり、計画したりするのがいいんじゃないでしょうか。

 

月のナクシャトラ(※)は、従順や善良を表す「ウッタラ・アシャーダー」。

 

清く正しく、社会性を持って過ごす、そんな感じの満月です。(by Yuki)

 

※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うので、今回は西洋占星術では水瓶座の満月ですがインド占星術では山羊座になります。

※インド占星術で12星座を更に細かく27個に区切った星座を月宿(ナクシャトラ)と言います。

○Yukiさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。



3.製品・キャンペーン情報

【1万円以上お買上げプレゼント】

7~8月に、HP1万円以上お買上げの方に 新発売の「モイスチャーウォッシュ ヒノキ&レモン 」携帯用50ml をプレゼントいたします。



手を良く洗う今だからこそ、手の皮脂を取りすぎないマイルドハンドウォッシュで潤いを。

手指と素肌のために、ひまし油、ココナッツオイル、マカダミアナッツオイルと温泉水で
作ったコールドプロセスの液体石けん。ヒノキとレモンの香りでリフレッシュしつつ、

皮脂を落としすぎない良質なふわふわの泡の洗い心地をお楽しみください。

4.マーケット情報

出店は未定です。決定次第、HPにて掲載いたします。


5.『花葉月果(かようげっか)』 第十一話 

Yellow Magus 〜ラトビアの魔女と出張編」

 〜終わりのこない旅ならば まぼろしにとどまることと同じに 気付けよ 星が動けば これから起こることがわかるだろう~

Magus(メイガス)とは魔法の意。


「サキ、シャシュリークは食べたことある?」

 

夕飯の買い物をするために、病院帰りに一緒にバザールを歩いていると突然

魔女は私に訊ねました。


バザールは屋外市場のこと。

私はこういう場所がとても好きで

野菜売り場のやたら大きなカボチャや、 

鳥の形をした秤などを熱心に見ていたため

うっかり上の空で

「あー、あります。ブラジルの肉料理でしたよね?」

などと答えてしまったところ、

 

魔女は「まあ!」と

血相を変えてとびあがり

 

ポケットから携帯電話を取り出し

遠くの街に住む息子に電話をかけ始めました。


 

「もしもし、ピート?大変、

うちに来ている日本人ったらシャシュリークをブラジル料理だなんていうのよ。

かわいそうな彼女にシャシュリークがなんであるか教えてあげて頂戴!」

 

「ママ、了解。」

 

そんな調子で、わずか3時間後には息子のピートが首都のリガより到着。

私たちは市場で1kgの肉を買い

ラトビアビールとモルドバ産の赤ワインを買い

唐辛子と玉ねぎを買い

木炭を買い

 

夕方には庭で

大シャシュリークパーティーとなったのでした。

 

彼は手際よく包丁を砥ぎ、肉に下味をつけている間に

庭にあったブロックで簡易かまどをこしらえます。

 

久し振りの息子の帰省に家は華やぎました。

 

母親思いの彼は、私に向って静かにこう言いました。

 

「サキ、シャシュリークは中東の串焼き肉料理だよ。」

 


息子の手調理を待つ夕方の魔女。

魔女は本当はベジタリアンなのだけれど、この夜は本当に楽しそうでした。 

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by 池田早紀 "Ayurveda for your life" 
2021.夏、軽井沢の修道院を改修したアネモネ院にてアーユルヴェーダトリートメント& 森のセラピストスクール スタート。
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・『Yellow Magus』:日本人バンドCeroによる楽曲タイトル


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