5/26 満月レター
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たっぷりの雨の恵みをもらった木々の葉や草草が、みずみずしく潤っています。植物がぐーんと成長するのを見ると元気をもらえるようです。
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3年ぶりに皆既月食が全国的に見られます。月が地球に近づいてオレンジ色に見えるスーパームーンの皆既月食です。
しかも20時～20時半の夕飯が終わってゆっくりできる時間に見ることができるなんて、ありがたいお月様の取り計らいです。
満月の夜は電気を消して、キャンドルナイトはいかがでしょうか？
街中の電気が消えたら、月の光の強さにびっくりするはずです。
「ボタニカルソイキャンドル オレンジムーン」はスーパームーンにちなんで作ったアロマキャンドル。陽気に満ちた月の香りが揺らめきます。
5月26日、夜8時15分に牡羊座で満月を迎えます。
前に進もうとするポジティブな力と、自分の内面に潜り込むような深さが不思議なバランスで共存しています。
とにかくいろんな相反する要素があって、非常にパワフルだけど混沌とした感じです。
月は蠍座で減衰して傷ついていて、しかも月食でもあるので、この満月前後は、気持ちや体調がゆらぎやすくなる方が多いかもしれません。そういう方は、今はこのタイミングで大きな決断などはせずに、リラックスしてやりすごすのが良さそうです。
そうはいっても、金星も水星も力を持っていることから、これから変わっていくエネルギーが強くあり、今はぶれないこと、自分をしっかり持つことが大切なのだと思います。
とても精神的かつ変容のエネルギーが強い満月なので、この満月の夜は静かに内省して過ごすことで、新しい気づきが得られそうです。
この満月は今年の後半の自分を決める、ターニングポイントになると思います。
※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うので、今回は一般的な西洋占星術では射手座の満月ですがインド占星術では蠍座になります。（by ゆき）
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○Yukiさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。
３．製品・キャンペーン情報
【新製品】
肌に直接吹きかけられるナチュラル成分の「モルキュル モジーミスト」。パパもママも、子どもも安心して使える虫よけスプレーです。シュッとひと吹きすると、樹々の生い茂る森の風がすうっと通り抜けるように爽やかです。
【1万円以上お買上げプレゼント】
5～6月に、HPで1万円以上お買上げの方に「モイストハンドジェル 桧＆檸檬」をプレゼントいたします。
ヒノキ水をベースに、植物グリセリンなど保湿成分たっぷりで、砂糖キビ由来のエタノールで手指を清潔に保つジェル。肌に刺激が強すぎず、持ち歩けるサイズで作りました。
４．マーケット情報
5月28、29日（金、土）10:00～18:00
6月13日（日）10:00～16:00
ファーマーズマーケット @ 東京青山国際連合大学前広場
※状況により、中止になる可能性もございます。
５．『花葉月果（かようげっか）』 第九話
「Yellow Magus 〜ラトビアの魔女と出張編」
〜終わりのこない旅ならば まぼろしにとどまることと同じに 気付けよ 星が動けば これから起こることがわかるだろう～
Magus（メイガス）とは魔法の意。
今回からバルト海沿岸の街で魔女と暮らした２週間の日記。
太極拳の先生でもあり、治療者でもあり、魔女でもあり、フィンランド語の語学クラスのクラスメイトでもあるラトビア人の彼女とラトビアの病院にて治療を開始するところから暮らしは始まります。
東欧ラトビアはバルト海に面し、ロシアに隣接するバルト三国のひとつ。
旧市街は石畳で、中世の街並みがそのまま残されています。
首都リガは、かつては真珠のような美しさ。バルト海のパリと呼ばれていたそうです。
そんなリガから200km離れたラトビア第三の都市、港町リエパヤが魔女の住む街です。
魔女の家では朝はパンケーキを食べます。
夜は黒い猫と一緒に寝ます。
薪を入れて焚く暖炉だってあります。
屋根裏もあります。
黒猫はとても平和そうに見え、実際
彼女の口づけで目覚める朝はとても幸せなのですが
この猫、ものすごい音量のイビキをかくので
実のところそんなに平和ではありません。
魔女と私は、毎朝毎晩一緒に、インターネットで天気図を見るのが日課でした。
ヨーロッパ大陸にかかる前線や
気圧の様子、雨雲の様子、
それから明日の天気、明け方の気温。
その後、外に出て、寒いとか、暑いとか、
晴れてうれしいとか、空は青いとか
そんな話を毎日しました。
彼女は天気図を見るのがとても好きで
私も、好きでした。
魔女は昔、気象予報士として20年間、働いていました。
その後今は、治療師として20年間、働いています。
彼女は毎日、私に天気の予想の仕方を教えてくれました。
地球の自転によって起こる西から東への風の上に
上昇気流によって起こる高気圧とその逆の低気圧、
その間に吹く風とその強さの関係。
何が邪魔をして、この暑さが来ているのか。
何のおかげで、この寒さが来ないのか。
だから明日はどうなるのか。
そうやって、目に見えない圧や流れが毎日の天気を作っていくのでした。
彼女はそのように天気を読んでいるうちに
人間の気もわかるようになったのよ、と言ったのでした。
だって、人間も自然の一部だもの、
おんなじことでしょう？
魔女はあっさりと言いました。
そして、天の気をみることを辞め、人を治療することに仕事を変えたそうです。
わたしがずっとずっとずっとずっと
ずっと 知りたかった
天の気と人の気の関係。
毎日少しずつ、
天気のことを注意深く
毎日少しずつ、
今まで知りたかった人間のことが
注意深くいると
毎日が少しずつ、人生の質問への回答と
クライマックスなのかもしれないと思いました。
by 池田早紀 "Ayurveda for your life"
・『Yellow Magus』：日本人バンドCeroによる楽曲タイトル
