3/29 満月レター

Today's MENU

1.この時期のセルフケア
2.MOON LETTER
3.製品・キャンペーン情報
4.マーケット情報
5.花葉月果(かようげっか)

Contents
1.この時期のセルフケア

 お花のサシェの贈り物 



新しい環境、新しい人、新しい生活が始まることの多い季節。

 

花束の替わりに、感謝の気持ちを込めて、花と果実のフラワーサシェはいかがでしょうか?

 

月の女神「セレネ」と豊穣の女神「デメテル」、それぞれにちなんだハーブや花、植物の精油を閉じ込めています。

 

晴れた夜空のような濃紺色のギフトケースに入っています。

 

忙しくて部屋にお花を飾るのを忘れてしまっても、壁に揺れるフラワーサシェを見るとほんの少し気持ちが安らぎます。


ワックスサシェ>>


2.MOON LETTER



329日、深夜349分に乙女座で満月を迎えます。

 

この満月のタイミングで、芸術や感性やなどを司る惑星、金星が強い状態で太陽とぴったり重なります。

 

月は乙女座にあり、金星と相互に影響し合いますので、まさに金星のパワーが強い満月です。

 

人の気持ちが癒されるような優しさ、楽しさ、美しさ、繊細な感情などが強く感じられます。

 

恋愛も、動き出すことが多そう。

 

202021年の冬までは、長く自粛傾向でしたから、世間的にもうそろそろ楽しみたいという気持ちが高まってきているんだろうなと思います。

 

まさに春!

 

という明るいパワーの満月です。by ゆき


※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うので、今回は一般的な西洋占星術では天秤座の満月ですがインド占星術では乙女座になります。

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Yukiさんの占星術についてもっと知りたい方は、「hoshi-note」もご参考ください。


3.製品・キャンペーン情報

【1万円以上お買上げプレゼント】




3~4月まで、HP1万円以上お買上げの方に「アマゾンカカオのアイセラムスティック」をプレゼントいたします。


デリケートな目元、口元、鼻の周りなどカカオバターがすーっと滑らかに溶けて、ポリフェノールたっぷりのざくろ種子油と共にケアします。目の近くにも使えるように無香料ですが、カカオの甘く優しい香りがします。


リップスティックサイズは使いやすいので、リップや爪のケアはもちろん、お肌のいろいろなところの保湿ケアのお伴にどうぞ。


4.マーケット情報

Solaマルシェ

場所:御茶ノ水ソラシティB1F

日時: 42日(金)11:0019:00

「春」という旬が感じられるイベントをフード、雑貨、イベント


羽根木マルシェ

場所:羽根木1丁目亀甲新、芹沢の森のエリア

日時: 4月18日(金)12:0018:00

けやきの木の新芽が揺れる心地よい道で、地元のお店やクリエイターのマルシェです。

広島蔦谷書店

植物と調和する暮らし

場所:広島蔦屋書店2号館1F

日時:39日(火)~421日(水)


5.『花葉月果(かようげっか)』 第七話 

「コンヴィヴィアリティ 〜美しい星の不条理劇場の毎夜編」 


Conviviality (コンヴィヴィアリティ)とは?

〜共に生きるという価値観。人間的な相互依存のうちに実現された個的自由。

 

人々は物を手に入れる必要があるだけではありません。彼らは何よりも、暮らしを可能にしてくれる物を作り出す自由、それに自分の好みにしたがって形を与える自由、他人をかまったりせわしたりするのにそれを用いる自由を必要とするのです。

 

食べる、話す、歌う、歩く、遊ぶ、交わる、眠る、夢見る、愛する、これらの行為は、人が他の人、または他の生類といのちを広げ合う。

 

愉悦にみちたコンヴィヴィアル(共に歓びをもって生きること)な行為です。痛み、老い、死さえも、元来は人生をより生き生きと享受させる自律的な仕掛けでした。~

 

アーティストコミューンの 

Such is Lifeのおばあちゃんのダイニングで

 

今日はフィンランド人の男の子が

自分はトランスジェンダーであることが理由で手術を受けるかもしれない

という大事な話をしています。

 

ハッピーエンド星から降りてきたような彼のフィアンセの女の子が

「あら、そうしたらついにあなた

奥さんだけじゃなくて旦那さんも手に入れられるのね!」と屈託ないように笑います。


隣にお気に入りのドイツ人の美大生の男の子を座らせて

彼も「Such is Life, with wife and husband(妻も夫も、それが人生だね)」

と微笑みます。

 

すぐ隣ではロシア人の男の子が

厳粛な面持ちで席に着いた途端

ナイフを忘れたことに気づき

Such is Life, without knife!!(ナイフはなし、それが人生!!

It's my life.(我が人生)」

とフォークを左手に、叫びます。

 

向かいに座っていた日本人の私は

It's your knife, such is life.(はい、貴方のナイフ。それが人生ね。)」

と言って、使っていなかった自分のナイフを彼に差し出します。

 




「武勇ではなく 芸術を友に

運命を受け入れて生きるのが

東洋の精神である」

という昔食べた言葉を ペロッとお皿に吐き出して


 

おばあちゃんの諳んじる、

チェッコ・アンジョリエーリのイタリア語の詩を

おばあちゃんよりも先に皆が声を合わせて

諳んじられるようになった頃に




突然春の強い光が差し込み

去られる恐怖に耐えかねた人々は

一人、また一人と

各々の運命に導かれるふりをして

劇場から姿を消していきます。

 

ある人は唐突に、

ある人は徐々に。


この不条理劇場の不条理性は

役者も監督もこれが

自作自演であることに

気付かないようなシステムに

できている点にあり

 

泣いても笑っても

滑稽ではないのです。

  

今日もおばあちゃんが

昼間 大きな家の真ん中の

溢れる光の中に一人立って 呼びかけています。

 

「みんな、どこなの?

誰もいないの?

それともみんな寝ているの?」

 




私もある日のある朝、

鍵を持たずに ドアをそっと閉めて出ていきます。



胡蝶の夢のような

現実から。

*******

『東洋を超えて(中)』岡倉覚三 より

S'i' fosse foco arderei 'l mondoCecco Angolieri

『胡蝶の夢』荘子 


by 池田早紀 "Ayurveda for your life" 


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