満月レター6/6

こんにちは、MOONSOAPです。いつもご愛読いただき、どうもありがとうございます。

今回からムーンレターの構成が一部変わりました。

児玉はるのエッセイは、最後の「5.月草茶房」に連載します。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。


Today's MENU
1.この時期のセルフケア
2.MOON LETTER
3.製品・キャンペーン情報
4.マーケット情報
5.月草茶房

Contents
1.この時期のセルフケア(6/6-6/20
ラベンダー畑が紫色に染まる季節です。眺めていると、昼間でも夢の中にいるような心地になります。ラベンダーの語源はラテン語で「lavare、洗い流す」。その語源の通り、空気や心身の汚れをさっぱり洗い流すような香りがしますね。この頃のマルシェではラベンダーの花束が売られています。花器に差したり、アロマを焚いたり、瞑想でイメージしたりしながら、室内にさわやかな空気を入れてください。



心身の汚れを洗い流すラベンダー

畑のラベンダーから抽出した、天然の香りが広がる石けんをどうぞ。「石けんは、泡立ちが生命!」と開発者は、ことあるごとに口にしています。石けんは、良い泡立ちで、初めて肌に最高のパフォーマンスを発揮します。良質なオイルの鮮度を閉じ込めた常温熟成のMOONSOAPの石けん。これをモコモコの泡立ちにするには、少々コツが要ります。まず身体や髪によくぬるま湯を含ませること。次に、猫の手のように手を丸めて、ぬるま湯と石けんを空気に含ませること。たっぷりの泡立ちで、極上のマッサージをどうぞ。



『ワールドソープ アロハ』930-(税抜 \845-) 標準重量:100g全成分: 米ぬか油(コメヌカ油)、パーム油、ココナッツ油(ヤシ油)、マカデミア種子油、水、水酸化Na、ラベンダー油、ウイキョウ油、ハイビスカスドライハーブ、ローズマリーエキス Made in Thailand


2.MOON LETTER
 
はじめまして、今回からインド占星術による満月と新月のMOON LETTERを担当させていただくことになりました「ゆき」です。

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2020年6月6日の満月は半影月食。

ふだんの満月と違い、今後の私たちの精神面に与える影響が大きい、少し特殊な満月になりそうです。

この日の満月図のアセンダントは牡牛座、月は蠍座です。1室には太陽と強い金星があり、一番強く受けるイメージは、前向きな強さとポジティブさ。

この満月を境にコロナ自粛で「陰」だったこの春から陽転していくような感じでしょうか。
人と会えること、話せること、人と一緒に音楽やアートを経験できること。現実の世界に生きることの素晴らしさを実感するかもしれません。

以前の生活に戻るようでいて、そうではない新しい世界に出ていく、そんなターニングポイントになりそうな満月です。
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※西洋占星術とインド占星術ではハウスの度数の取り方がずれるため、西洋と満月・新月のハウスもずれることが多いです。今回も、西洋では射手座満月ですがインドでは蠍座です。もっと 詳しく知りたい方は「hoshi-note」もご参考ください。

3.製品・キャンペーン情報
新製品情報
6/6満月の日に先立ち、本日より『ボタニカルソイキャンドル(3種)』をWEB先行発売致します。月から着想して天然精油と植物で作ったソイワックスのキャンドル。
食事を邪魔しないほのかな天然アロマで夏至の夜をお過ごしください。

キャンペーン情報
○6~7月の間、HPで1万円以上お買上げの方に暑い季節におすすめのペパーミントの石けん「シャンハイ」を差し上げます。髪の毛やからだに爽やかな冷涼感を。アーモンドオイルで、肌もしっとりさらさらな洗い上がりに。

○ムーンポイント還元キャンペーン「キャッシュレス・消費者還元事業」期間中(2020630日まで)は、HPでご購入の会員の方に、ムーンポイントを5%還元しています。次回のお買い物から1ポイント=1円としてご利用いただけます。

4.マーケット情報
予定が入ったら、お知らせいたします。

5.月草茶房

退屈だったり、お母さんに叱られたり、弟妹と喧嘩したりすると、「森の畑」に行きました。

森の裾野におじいちゃんが大切にしていた栗の木があり、栗の木がのびのびと根を広げた先に、黒々とした土が掘り起されている畑が続きます。畑は小高い丘にあり、隣の家のおじさんの畑とは草の畝(うね)で境界がつくられていました。

土曜の昼下がり、草の畝に座っていました。

目を閉じると、サワサワと樹々が揺れます。図書室で借りた本を読んでいると、雨上がりの後は、アマガエルが顔をのぞかせたり、アオダイショウがのんびり横切ったりしていきます。

その昼下がりは、太陽がぽかぽか辺りをあたためていました。そこに強い風が吹き込み、心地よく頬にあたり、エゾマツやシラカンバの樹々、月見草やシロツメクサ、キトビロ(*)の花を揺らしました。フーッと風が吹いた瞬間、私が右手を振り下ろすと、まるで私の合図で草花が動いているようでした。

強い風、弱い風、やさしい風、おどけた風。草花は風に動かされているんじゃない、草花は風に合わせて動いているんだ!もし風に楽器の音色が乗ったら、草花がもっと素敵なダンスを始めるかもしれない。ああ、私がヴァイオリンを弾けたら!

栗の木にするする昇ったリスを見て、その子が私にヴァイオリンを教えてくれたらなあ、と想像がふく
らみ、いつの間にか私は、仲良しのリスのリス子ちゃんからヴァイオリンの弾き方を教えてもらってい
ました。

「どこでヴァイオリン習ってるの?」とある日、友達のお母さんに聞かれました。
「え?」
「早苗が、あなたはヴァイオリンを習っているって言っていたから。早苗にも習わせたいと思って」
「えっと…。あの…森で」
「森で?」
「あの、リス子ちゃんが…」
「ああ、そういうこと」

おばさんと話しているうちにわかりました。私が森で弾いているヴァイオリンは、大人にとっては空想でしかないということを。

ほどなくして、早苗は、ピアノを習い始めました。

私は、もしかして「ウソつき」と思われちゃったかも、と、早苗に聞く勇気も出ず、ただ悲しくなりました。

(*)キトビロ…行者ニンニクのこと。

Written by 児玉はる




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