新月レター 8/30
こんにちは。MOONSOAPの児玉です。
小学生の頃の北海道南部では、夏休みが始まる頃にやっと暑くなりました。待ち遠しい、プール開きがやってきます。
真昼でも木陰に入ると、涼しい夏です。プールで1時間も泳げば、身体は冷えびえ。「あ、唇が紫色だ」と誰かに言われて、やっと更衣室に向かいます。
泳いだから、疲れてダルくて、全身が重い。夏の日差しと、熱風が心地いい。もうそこら辺で寝そべりたい。でも、がんばって帰ります。
帰ると、うれしいのは、大きな鍋で茹でた、盛りだくさんのトウキビ（※1）。
「いただきます」と手を伸ばした先にあるトウキビは、その年によって、畑によって、その家のゆで方によって美味しいものが違います。粒が黄色く、大きくてぷりぷりしたのが当たりの時もあれば、白くてやわらかな小さい粒が成功の時もあり、その中間ぐらいが良い時もある。もちろん、どれを食べても美味しい時もあります。
いずれにせよ、お腹はペコペコ。空腹という最良のスパイスで、両手でトウキビをもって、下の歯をうまく使い、トウキビの芯の痕がきれいに残るようにいただきます。友達と食べ痕の、上手下手の競争をするのです。
私の家でトウキビを食べると、母が「トウキビを食べたら、30分は水を飲んじゃダメ」と言うので、食後しばらくは水を飲めません。
「のどかわいたー。まだだめえ？」
「まーだ」
「ねーー、まーーだーーー」
「もう少し」
そんなやりとりをしながら、時計を見ています。あの時間は長かった。
今になって、「食事直後60分は、湯茶を飲んではいけない、胃の殺菌作用が弱まる（＊２）」
という食養生があると知りました。
中学生の夏。農家を営む伯母の家で「トウキビもぎ」を手伝いました。働き手の一人として、数えられたのです。もう子どもじゃない気がしました。おやつの時間、畑の端で、もぎたてゆでたてをいただいてすぐ、ごくごく水を飲みました。もう立派な大人なんだ、と、ますます確信。母の言いつけが遠くなりました。
ザーーーッ。もくもく白い入道雲と真っ青な空から風が吹き降り、ポロシリ岳からトウキビ畑へ。トウキビの穂が、いっせいに南西へと傾きました。
（※1）トウキビ…トウモロコシのこと。
（※2）『慢性病の食養生』（日野厚 著 長岡由憲 編 ／緑書房）
Today's MENU
１．マーケット情報
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３．MOON LETTER
４．この時期のセルフケア
Contents
１．マーケット情報
8月はマーケットをお休みします。
＜8、9月の1万円プレゼント＞
2019年8月３0日19時37分、新月。情熱のエネルギーが降り注ぎます。才能がむくむく生長します。楽しくてしょうがない。そう実感するのは、才能が素直に伸びているから。もし、居心地の悪さを感じたら、「こういう生き方は違うんじゃないかなあ」と月や星からのサイン。いつも楽しそうでやる気にみなぎる人と一緒にいると、才能を伸ばす鍵がみつかります。（ユエ）
４．この時期のセルフケア
夏のアフターケア
夏は、キュウリやスイカの瓜科が美味しい季節。キュウリはさまざまな食べ方があるので、あって困るということはないと思うのですが、スイカは必ず、皮の部分が余りますね。「食べ終わったら、顔にのせるの。ええ、スイカパックよ！ちょっと置いてから、洗い流す。ええ？ベタベタになってもいいのよ。井戸水で洗い流せば、どんな化粧水よりいい」これは千葉で有機栽培の農業を営む方から聞いたこと。なかなか大胆な肌養生ですが、瓜科の植物は、肌のほてりを冷まします。強い日差しと暑さ。夏を過ごした肌には水分補給を。
『クインタプルウォーター トパーズ』
肌にさっぱりした感触を与えながら、しっかり保湿。夏を終え、秋を迎える肌には、うれしい処方のローションです。日焼けや赤み、ほてり、吹き出物の鎮静化に役立ちます。このローションには、古来、インドで重用されているウコン（ターメリック）が入っています。ウコンは、ニキビや脂性肌、頭皮のフケやかゆみ、ひじやかかとのかさつきなど、皮脂をコントロールし、肌をなめらかにします。かつてインドでは、結婚式を直前に控えた花嫁が肌に塗りました。ウコンを処方したローションはなかなかみつからないので、ぜひお試しください。
『クインタプルウォーター トパーズ』 100ｍｌ 全成分：水（海洋深層水）、トレハロース、ローズマリーエキス、ウコン根エキス（ターメリック）、レモングラスエキス、コメ発酵液、ヒアルロン酸Na、ビターオレンジ花油（ネロリ）、ローマカミツレ花油、マヨラナ花油（マジョラム）、キサンタンガム
