満月レター 7/28


今年は6月下旬から30度以上、西日本豪雨の後の7月は35度以上の猛暑が続いています。「大暑」の7月23日には埼玉県熊谷市で41.1度と日本一の暑さを記録。太平洋高気圧とチベット高気圧が重なって居座り、日本列島のほとんどが、暑さを貯めた2枚の毛布をかぶっている状態だとか。

とにかくもう暑いですね。炎天下を避け、水分や塩分をしっかり補給し、屋内で涼みながら、できるだけ午睡もして、うまく乗りきりましょう。身近なお年寄りや子どもたちの様子もよく見守ってあげたいものです。

満月から新月までの過ごし方



月がある星座の方向から、この時期にふさわしいケアをお伝えするこのレター。
ご興味のある方は「月と星座について」も併せてお読みください。


2018728520分、満月の月食。半月前は新月で日食でした。月は、山羊座の方向で満ち、欠け始めます。

87日は立秋。秋とは名ばかりか、と嘆きたくなる暑さです。621日の夏至から一ヶ月半ほど経った81日から20日がピークといわれていますが、年々7月に早まっているようです

夏休み幕開けに迎える山羊座の満月は、社会性を磨きます。子どもたちは、キャンプや合宿など集団生活で。または、帰郷などで、ママがパパの実家でおばあちゃんに遠慮している、その様子をまのあたりにすることも人間関係の学びになるかもしれません。

おばあちゃんの家で、従兄妹たちと寝起きするうちに、いつもとは違う気配りが要るでしょう。洗面所やトイレの使い方や順番、誰かとお風呂に一緒に入ること、カレーライスの味の違い、食べた後のお皿の片付け方。他家の日常の些事が、我が家との違いを教え、自分の家のあたりまえが、よそでは通じないと知るのです。子どもたちのやわらかな感性は異なる境遇でいきいきと伸びていきます。

また大人も子どもたちやご近所の方々と共に、夏祭りに参加を!「毎年、ここのお神輿をかつぐために生きている」という心当たりのある方もいるのでは?当日にヴォルテージ最高潮に達するお祭りの活気は格別。ハレを存分に味わうと、ケの淡々とした日常とのメリハリがつきます。縁日とともに、盆踊りやお神輿かつぎなどにも、敢えて一歩踏み込んでみましょう。

ゴミ掃除や町内会の集まり、ラジオ体操はいかがでしょう。毎朝会う人には挨拶を。「昔、ここは田んぼだった、湧き水が出て沢蟹がいたんだ」「駅を出てジュースを飲んで、この辺りで飲み終わるんだろう。だからその缶やペットボトルが捨てられているんだね」「毎年、ここにはツバメが巣をつくるんですよ」「団子が好きなら、お祭りにお出かけなさい。安くて美味しい団子屋が毎年出店しているから…」いつしか地域の事情通になっています。



夏は、空気とともに、情緒も熱くします。「種(しゅ)をつなぐ」という祈りに似た本能が湧き起こるのでしょう。そうして昼間はセミが、夜間はホタルが、恋に身を焦がします。

夏の昼は、ミーンミンミンミン…とミンミンゼミ、ツクツクホウシツクツクホウシ…とツクツクボウシ、カナカナカナカナナ…とヒグラシ、ジージージージージーとアブラゼミ、ジュージュージューとクマゼミ、ニイニイニイニイ…とニイニイゼミ。

夏の夜は、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、カタモンナミボタル、ムネクリイロボタルなどの光の乱舞。

メスが見つけてくれますように。全身全霊で、セミはお腹をふるわせて音を出し、ホタルはお尻を光らせます。

セミの声を、世界の多くの地域の人々が雑音として聞く一方で、多くの日本の人々が、言葉と同じ左脳で受け取り、情緒と結びつけるのだとか。また、ホタルを鑑賞するのも日本独特。セミやホタルにもののあわれを感じ、それを誰かと味わえるのが、日本の風土です。

セミの声を聞きながら、またホタルの光を眺めながら深呼吸を。恋が遠い人も、恋愛まっただ中の人も、切ない恋を胸に秘める人も、風が伝える夏の情緒を味わってみましょう。

製品・キャンペーン情報

1万円以上のお買い物をしていただいた方へ。夏至の日に新発売した「アロマバスソルト アラベスク」のお試しサイズ30mlをプレゼントいたします。冷房や気温の変化で冷えがちな夏の身体を芯から温めて、しっかり汗をだし、デトックスを。


満月から新月までのボディケア


夏の暑さと冷やし過ぎ。

夏は暑く、冬は寒い。春には寒さがやわらぎ、秋には暑さがやわらぐ。健康な時はさほど感じないものですが、体調にどこか不調がある時や、誰かの看病をしている時は、季節に敏感になります。東洋医学を心得るお医者様は、機械の数値ではなく、患者さんの身体にさわり、脈を取って体調を診ます。忙しくて暦などを見ていなくとも、患者さんの脈から、「おや、もう土用に入ったのか、もう夏も終わりだな」などと分かるそうです。漢方が浸透している中国では、夏の盛りでも冷えたビールはご法度。コーラも温めて飲む人がいるとか。海水浴やBBQでの、キリッと冷えたビールはたまりませんが、三口も飲んだら止めにしてみましょう。身体を冷やし過ぎてしまいます。残ったビールは、焼いている自分の肉にかけて、肉をやわらかくする調味料などにいかがでしょう。


ヨギソープ ピッタ

「ピッタ」は、古代インドの伝承医学・アーユルヴェーダが表すエネルギーの状態、火と水の元素を示します。暑くて湿度が高い日本の夏は、まさに「ピッタ」。『ヨギソープ  ピッタ』は、夏のエネルギーの過剰を鎮静化させる石けんです。盛夏から残暑にかけて、炎天下で一日過ごした日や、身体がほてって眠れない、仕事や学習に集中した後でリラックスしたい、気分がイライラしている、日焼けや湿疹などの肌に炎症があるときにおすすめします。暑さで火照った肌をぬるめのシャワーで冷ましながら、『ヨギソープ  ピッタ』を肌にすべらせると、溶け出すのは、イランイランとペパーミントの香り。トロピカルな花の香りと、ペパーミントの涼感を味わい、暑い夏を乗り切ってください。

『ヨギソープ ピッタ』 標準重量100g 906‐(税抜き¥839)全成分:ココナッツ油、サンフラワー油、パーム油、水、水酸化Na、イランイラン油、パチョリ油、ペパーミント油、ターメリックパウダー、ローズマリーエキス

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