Hitelas(ヒテラス)

小田急線は新宿から、箱根や江の島、小田原方面まで行ける比較的長距離を運行する私鉄です。

個人的には、「成城学園前」駅を超えるくらいから、空気が変わるのを感じます。


「喜多見」駅はまだ東京都世田谷区、次駅の「狛江」駅では東京都狛江市、そしてその次の駅の「和泉多摩川」駅までくると、悠々と流れる多摩川が見えてきます。川を渡ると川崎市多摩区の「登戸」駅で、横浜方面から来る南武線と小田急線の交差点です。解放的な多摩川の空気感のある駅は、昔と違ってずいぶん大きな駅になりました。


登戸で長く暮らし、働いてきた安藤真澄さんは、この町で建築設計事務所を運営しながら、セレクト雑貨店「Hitelas(ヒテラス) 」を開いています。


安藤さんが日々の暮らしで、育児や仕事をしていくなかで、「長くずっと使えるもの」という視点で選ばれた道具たちはとても温かさがありました





建築設計事務所は「12 tsuki design ジュウニツキデザイン」という名前で、こちらも美しい季節感とやわらかさを感じます。暮らす人、そこで暮らす時間の営みを大切にデザインも行われているのだと思います。




ビオパフュームと石けん、ボタニカルリップ、ソープディッシュなどを取り扱っていただいています。







上から見ても横から見ても楽しめる美しい立体絵本について説明する安藤さん。北極熊の本のほか、森林伐採について扱った本と2冊ありました。





こちらにあるヤギの毛で作ったはたきが、ずっと触っていたいほど気持ちいいのです。ドイツのREDECKERという老舗のブラシメーカーの製品だそうです。好きな道具を使うとお掃除も素敵な時間になるかもしれません。それから子どもの手にちょうどいい小さなお掃除ブラシもありました。







こちらの切り絵風モチーフはてぬぐいも、モールも同じ作家さんのもので、鹿児島 睦(かごしま まこと)さんという方のデザインです。何とも言えないまとまりのよいかわいさがありますね。






優しいお菓子や大人も暇なときについつい手遊びしてしまいそうなおもちゃ。




白樺の木を使ったリースです。季節を問わず、使えそうですね。




奥は建築事務所になっています。こちらの奥でどんな建物が生まれていくのでしょうか。


ちなみに、登戸は、ドラえもんの作者の一人、藤子・F・不二雄さんが35年くらした土地で、ドラえもんミュージアムもあります。

…店舗データ…

店舗名:Hitelas(ヒテラス) 
URL : https://hitelas.tumblr.com/
住所:神奈川県川崎市多摩区登戸2559-9
営業時間 : 9:00-18:00
電話 : 044-577-9753
最寄駅:小田急小田原線・JR南武線の登戸駅から徒歩5分

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