避難生活が少しでも快適になるように
岡山県倉敷市 薗小学校の様子
今回の西日本地方の豪雨災害につきまして、MOONSOAPでも何かできることはないかと思っておりましたが、近所の設計事務所であり、地元小学校のワークショップでもお世話になった「坂(ばん)茂建築設計」さんの活動に30,000円を寄付することに致しました。
皆様が弊社の製品を購入し、使っていただいているおかげと感謝申し上げつつ、ご報告致します。
「建築界のノーベル賞」とされるプリツカー建築賞を受賞し、世界的に活躍する建築家、坂茂氏が代表の「坂茂建築設計」。坂さんは、段ボール製の紙管と布を使った間仕切りシステムを開発し、東日本大震災や熊本地震ほか様々な避難所における設置などの支援をするため、NPO 法人「ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク」を立ち上げました。
ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークは7月13日より平成30年7月豪雨の被災地への支援活動を開始しています。広島班と岡山班に分かれ、避難所の家族ごとのプライバシーを守る紙の間仕切りシステムを設置しました。岡山県では倉敷市の避難所である薗小学校や岡田小学校、総社市の避難所総社市久代分館などで、広島県では呉市天応市民センターや坂町役場などに納品しております。
この暑い夏に冷房なしの避難所生活はかなり堪えるものがあると思います。ましてや食事時、着替えたり、眠ったりするときにプライベート空間がないというのは精神的にもとてもストレスを感じます。