東部のオディッサ州へ from India (HISAE)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
様々な国の、日常の空気を感じられる日記です。
MOONSOAPとつながりのある方々に執筆をお願いしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
By Hisae
2004年よりキルギス、ラオス、インドなど民族文化が残る国を訪ね、現在はインド在住。インドの職人が作る草木染めのブロックプリント「アジュラック」布を使ったオリジナルブランドSANTULANを手がけてきました。布のこと、ヨーガのこと、丁寧な日々の暮らしを探求中。ブログ>>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は朝からゆったりと旅支度を整え、たまにはゆったりの出発もいいものだなと空港へ向かう。

今回の旅は、インド東部に位置するオディッサ州へ。目的はインドの古い寺院巡りと今尚残るヒンドゥー文化の精神性を触れに。

フライトは「VISTARA」航空を利用。シンガポール航空&TATA(インド財閥)が共同運航する航空会社で機内も新しくきれいなのです。18時発に乗って一路「ブバネシュワール」の空港へと向かう。デリー「インディラガンディー空港」からは1時間30分のフライトで目的地に到着。

その後、ホテルまで直行し同ホテル内にあるレストラン「Zaika」でディナータイム。21時を過ぎてのインド料理、油の多さ、いやスパイスからか身体に負荷をかける事が多いので、油控えめなオーダーを心掛ける。

ベンガル湾で採れたというマナガツオをタンドーリ(釜)焼きにしたお魚。


そしてお野菜のビリヤニ(練った小麦粉でふたをし、蒸し焼きにしたインド版チャーハン)。 


~味付けの小話~
インドでは、唐辛子の事を「ミルチ」というが、辛い物がとっても苦手な私はいつもオーダー時に「ミルチ パッタ ナヒン ハェ」という。もしくは「ミルチ ナヒーン チャヒエ」=「唐辛子は全くいりません」という意味。これを知っておくと、インド料理が風味豊かに楽しめ、より美味しく頂ける。辛い物が苦手な方は是非、とても役立つヒンディー語ですよ。

そして一番パフォーマンス度が高く、気持ちがハイになったのはこれ。「Crisy Roomali Roti」という名のマサラパパド。通常のサイズが手のひらを広げたくらいだとすると、これは予想をはるかに超える大きさ。インド中でもこのレストランでしか食べられないという話(多分嘘かな)。写真からもその驚きの大きさ、ビールジョッキ大と比べると一目瞭然!

 

通常のマサラパパドの5~6枚分がこの一枚の大きさだから驚いた。
味もとても美味しく、値段も100ルピー(=170円くらい)とコスパも良い。
このレストランに行かれる方はスターターにまずはこちらがおすすめ。

お腹を満たしたところで明日に備えようと部屋に戻り、シャワーを浴びようとすると、まさかの水しか出ない。中級ホテルでもやっぱりだめか、と眠い目を擦りながらもクレームをつけ、やってきたインド人技術者は30分もかけて修理をしてくれました。

久々のインド旅行でホテルのお湯の問題にうっかりしていました。お湯の問題はインド全土、旅あるあるなので、初めて部屋に入った時点で第一にチェックすべし。旅を楽しくするための策を改めて考え直したひととき。そうしてお湯が出始めたころには一日が終わろうとしていた。

明日はストゥーパの建立者が日本人という「Shanti Stupa」へ。

人気の投稿