UNESCO World Heritage Art Exhibition from Singapore, AYUMI

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様々な国の、日常の空気を感じられる日記です。
MOONSOAPとつながりのある方々に執筆をお願いしています。
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By Ayumi
2012年よりシンガポール在住。
ベトナム系フランス人の夫と、この春3人目の女の子が生まれ、
3人の子育てをしながら、常夏生活を満喫中。趣味はお菓子&パン作り。
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学校がお休みだった9月のとある日に「レゴ®ブロックで作った世界遺産展」に行ってきました。

フォートカニングアートセンターという、シンガポールの中心地にありながら、緑溢れるフォートカニング公園内の施設で開催されていました。このエキシビションは元々、2003年に渋谷で開催されたことから始まるそうです。ワールドツアーにまで発展して、台湾、香港、そして今回のシンガポールでの開催となりました。思わず、2003年、私は何をしていたかと思い返してしまいました。日本での最初の開催から14年経って、シンガポールで作品の数々を鑑賞することになろうとは、人生、何があるか、どうなっていくか分からないものです。

さて、開催された場所である「フォートカニング公園」は、第二次世界大戦中に日本軍の司令塔があった場所です。歴史的に知っておくべき場所が数多く残っており、シンガポールの中心地にありながら緑豊富な素敵な公園です。(フォートカニング公園については、別の機会にご紹介することにしましょう)

公園内の小高い丘にたたずむフォートカニングアートセンターの一階でチケットを購入して、階段で二階に上がると、出迎えてくれたのがレゴで作られた背の高いエジプトの世界遺産。完成度の高さに胸が高鳴ります。




背後に並ぶその他の大作が気になりながらも、目の前にある一つ一つの作品に引き込まれていきます。実際に訪れたことがある世界遺産の前に立つと、(主に独身時代に回った)旅行の思い出が蘇り、「ママ、次のを見に行こうよ!」と呼ばれてハッと我に返る、そんなことが何度もありました。




まだ訪れたことのない世界遺産も含め、30以上の作品に出会うことができました。





いくつのレゴブロックが使われているのだろう、制作にはどのぐらいの期間がかったのだろう、どんな人が作ったのだろう… このような問いに、パネルの情報が一つ一つ答えてくれます。




レゴブロックのシンプルな一ピースが集まれば、こんな素晴らしい、目を見張るものが出来る!じゃあ、自分たちも何かを作ってみよう!という流れにもきちんと答えてくれた今回の展示イベント。じっくりと見てきた作品に刺激を受けた子供たちが大勢、真っ白なレゴブロックを一心不乱に組み立てる様子が印象的でした。

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